空手とは
空手道は、徒手空拳による日本古来の武道の一つです。その種目には、多数の敵との攻防を想定した一連の動作を一人で演じ、その正確さを競う「形(かた)競技」と、実際の相手と一定のルールに従い、対戦する「組手競技」の2種類があります。
「形」は空手の発展の過程で体系化されたもので、選手は大会で公認された「形」の中から得意なものを選んで演じ、技の正確さ、気迫、緩急などの要素の総合評価で勝敗が決まります。
「組手競技」では、8メートル四方のコートの中で互いに突き、蹴りを繰り出し、有効打のポイントにより勝敗を競います、ただし、選手の安全に配慮して、相手の身体に当たる寸前で攻撃を止める「ノンコンタクトルール」が採用されており、誤って当ててしまった場合は反則となります。
また、現代空手においては様々なスタイル、流派が存在しています。
我々が実践しているのはいわゆる伝統派空手で2021年東京オリンピックの種目として採用されているものです。
直接的な打撃を行うフルコンタクト空手とは異なります。
伝統派空手においては四大流派(松濤館流、剛柔流、糸東流、和道流)がありますが、我々の流派は”神道自然流空手術”と呼ばれるものです。
ただし、競技ルールについてはいずれも同じです。形については独自の形も存在しますが、主に糸東流と同じ形を中心に稽古しています。
<参考>
自然会の歴史
40年以上の歴史ある自然会空手道スポーツ少年団
良武会神道自然流空手術(※1)を修めた瓦葺隆輔先生(※2) が、昭和40年代後半から日高町(※3)にて指導開始。同時に小椋正一郎先生(※4) に託されました。
小椋先生は近代空手道の理念を合わせた空手道としての自然会を発足しました。
昭和54年には、母体の活動と共に青少年・少女育成のためスポーツ少年団としても登録指導動を開始し、十王は昭和50年代後半に活動を開始しました。
現在は下山田先生が代表として、幼年から一般の方まで幅広い年齢層を対象に、礼節と強い精神力を養い、基礎体力と柔軟性のある身体を作り、黒帯取得やさらに上級を目指して精進する団体として活動しています。
※1 開祖小西康裕先生(1893~1983)により1933年に開設
※2 神道自然流空手術・教士、天心自然流杖術宗家、茨城県空手道連盟初代会長
※3 横内公園南西側
※4 神道自然流空手術五段、空手の他柔道も指導